27インチ165Hz湾曲モニターをメインに使っています。リフレッシュレートの滑らかさと湾曲の没入感は気に入っていて、FPSをプレイするには十分な性能だと感じています。
ただ、正直に言うと失敗したこともあります。サブモニターをタブレット型にしたんですが、これは普通の21〜24インチモニターにすれば良かったと後悔しています。Discord・OBS・ブラウザを表示するだけなら、シンプルな縦置きモニターの方が断然使いやすかった。
この記事では、そういった実体験を含めながら、ゲーミングモニターの選び方を正直に整理します。
1. 普通のモニター vs ゲーミングモニター
| 比較項目 | ゲーミングモニター | 普通のモニター |
|---|---|---|
| リフレッシュレート | 144Hz〜360Hz以上 | 60Hz〜75Hz程度 |
| 応答速度 | 1ms〜5ms | 5ms〜20ms |
| 映像の滑らかさ | ◎ 動きがなめらか | △ 残像が出やすい |
| 価格 | △ 高め | ○ 安い |
| 作業用途 | ○ 十分使える | ◎ 問題なし |
FPSやアクションゲームでは、画面の更新速度(リフレッシュレート)が高いほど動きが滑らかに見えて、敵の動きを捉えやすくなります。 60Hzから144Hzへの体感差は大きく、一度高リフレッシュレートに慣れると戻りにくくなります。
2. サイズの選び方
メインモニターのサイズ
FPS向けには24〜27インチが定番です。
- 24インチ:画面全体を視野に収めやすい。プロゲーマーに多い選択。コンパクトで机のスペースを取らない
- 27インチ:迫力と視認性のバランスが良い。自分もこのサイズを使っています。FPS・RPG両方に対応しやすい
- 32インチ以上:没入感は高いが、FPSでは端まで視線を動かす距離が長くなる。作業・RPG向き
サブモニターのサイズ
サブモニターはDiscord・OBS・ブラウザなどを表示するための「情報モニター」として使います。21〜24インチで十分です。
自分はタブレット型をサブにしましたが、これは失敗でした。OSとの相性・スタンドの安定性・解像度の点で普通のモニターに劣ります。シンプルに24インチのフルHDモニターを縦置きするのが一番使いやすかったと感じています。
3. リフレッシュレートの選び方
| リフレッシュレート | 体感 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| 60Hz | 普通のモニターと同等 | 作業・動画メイン |
| 144Hz | 60Hzとの差は大きい。FPS入門に最適 | FPS・アクション全般 |
| 165Hz | 144Hzとの差は小さいが確かにある | FPS本格派・自分の使用環境 |
| 240Hz | 競技レベルで差が出る | 競技FPS・上位ランク帯 |
| 360Hz以上 | プロゲーマー・超高フレームレート環境向け | プロ・競技専用 |
60Hz → 144Hzの差は誰でも体感できます。 144Hz → 165Hzの差は小さいですが確かに感じられます。165Hz → 240Hzになると、よほど敏感な人・高フレームレートを安定して出せるPCでないと差を感じにくいです。
FPS向けの結論:最低でも144Hz、こだわるなら165〜240Hz。ただし高リフレッシュレートを活かすには、そのフレームレートを出せるGPUが必要です。
4. パネルの種類
| パネル | 色の鮮やかさ | 視野角 | 応答速度 | コントラスト |
|---|---|---|---|---|
| IPS | ◎ 鮮やか | ◎ 広い | ○ 速い(Fast IPSは◎) | △ やや低め |
| TN | △ 色が薄め | △ 狭い | ◎ 最速 | △ 低め |
| VA | ○ 自然 | ○ 普通 | △ やや遅い | ◎ 深い黒 |
かつてFPS向けといえばTNパネルが主流でしたが、Fast IPSの登場により応答速度が大幅に改善され、現在はIPSがFPS向けでも主流になっています。色の鮮やかさ・視野角・応答速度をバランスよく持つIPSが、FPS・RPG問わず最もオールラウンドな選択です。
5. 湾曲 vs フラット
湾曲モニターのメリット
没入感が違います。特にRPGやオープンワールド系のゲームでは、画面が自分を包むような感覚があり、フラットに戻りたくなくなります。また、端まで自然に目が届くのも地味なメリットです。27インチ以上では湾曲の恩恵が大きくなります。
湾曲モニターのデメリット
- FPSでは直線が歪んで見える場合がある(建物の輪郭・水平線など)
- デュアルモニターにしたとき、並べ方が難しい
- 同スペックのフラットより価格が高め
没入感・RPG・作業兼用 → 湾曲 / 競技FPS特化・予算重視 → フラット
6. デュアルモニター構成の考え方
| モニター | 用途 | おすすめスペック |
|---|---|---|
| メイン | ゲーム | 27インチ・144Hz以上・IPS |
| サブ | Discord・OBS・ブラウザ | 21〜24インチ・60Hz・フルHDで十分 |
自分はサブモニターをタブレット型にして失敗しました。PCとの接続が不安定・スタンドの自由度が低い・コスパが悪い、の三重苦でした。サブは安くてシンプルな24インチフルHDモニターで十分です。高リフレッシュレートや湾曲は不要です。
7. 予算別おすすめ
〜3万円:FPS入門の定番
ASUS TUF Gaming VG27AQL1A / LG 27GP850-B
27インチ・165〜180Hz・IPSパネルのコスパモデル。2〜3万円台で購入できます。FPS入門として必要十分な性能があり、色の鮮やかさも普通のモニターと比べて明確に違います。
〜6万円:本格FPS・湾曲も視野に
Samsung Odyssey G5(湾曲)/ LG 27GN950-B
27インチ・165Hz前後・湾曲IPSパネルのミドルクラス。4〜5万円台で没入感の高い環境を作れます。湾曲を試してみたい人の入門にもなるモデルです。
6万円〜:競技・高解像度
ASUS ROG Swift PG27AQN / LG 27GR95QE-B(OLED)
240Hz以上・WQHD〜4K解像度・OLEDパネルなど最上位クラス。フレームレートを240fps以上安定して出せるPCとセットで選ぶモデルです。
まとめ:購入前チェックリスト
- 主な用途はFPS・競技ゲームか、RPG・作業兼用か?
- サイズは27インチ以内に収まるか?(デスクの幅も確認)
- リフレッシュレートは最低144Hz以上か?(GPUのフレームレートと合わせて選ぶ)
- パネルはIPSを基本に検討したか?(FPS・RPG兼用ならIPS一択)
- 湾曲かフラットか、用途と好みで決めたか?
- サブモニターを使う場合、24インチ以下のシンプルなモデルにしたか?(タブレット型は要注意)
- 接続端子(HDMI・DisplayPort)はPCと合っているか?
- 高リフレッシュレートはDisplayPort接続が必要なことを確認したか?
モニターはゲームの見え方を根本から変えます。特にリフレッシュレートの体感差は大きいので、まずは144Hzから試してみることをおすすめします。
よくある質問
Q. 144Hzと165Hzは体感差ある?
A. あります。ただし60Hz→144Hzほどの差ではありません。予算が許すなら165Hz以上を選ぶと後悔が少ないです。
Q. 湾曲モニターはFPSに向いていない?
A. 競技レベルで見ると直線の歪みが気になる場合があります。ただカジュアル〜セミ競技レベルなら問題なく使えます。自分もFPSメインで湾曲を使っています。
Q. サブモニターも高リフレッシュレートにするべき?
A. Discord・OBS・ブラウザ表示なら60Hzで十分です。サブに予算をかけるより、メインのモニター品質に集中した方が費用対効果が高いです。

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